手付金という言葉は聞いたことがあると思いますが、具体的に手付金とはと問われると正確に答えられる人はあまりいないように思います。一般的には物件押さえておくのに必要なお金くらいのイメージでしょうか?オフィス賃貸物件を借りる際に手付金を入れてくださいと言われたら、それには証約手付けと解約手付けという二つの意味があります。前者はオフィス賃貸物件の契約が成立しているということを証明する働きと言い、後者はその成立した契約を借主の側であれば放棄して、貸主の側であれば倍返しして解約できるとする働きを言います。

一般的には手付けとはオフィス賃貸物件の契約をより強固なものにすると言われますが、放棄すれば若しくは倍返しをすれば本来相手方の債務不履行がないと契約を解除できなところが、理由不要で解約できてしまうので契約の結びつきを弱める働きもあるということは知っておいた方が良いでしょう。

オフィス賃貸物件を借りる際に知っておきたい事:入居審査

オフィス賃貸には入居審査があります。オーナーからするとその入居者が必ず毎月賃料を払える能力のある法人であるのかという点は非常に関心の高い点になります。そのオフィス賃貸の入居審査には謄本は会社案内が求められます。当然会社の社歴が長いに超したことはありません。また場合によっては会社の決算書の提出まで求められます。これも黒字の会社であれば借りやすくなります。社歴が短いなど、どうしても入居審査が難しい場合にはオーナーの同意のもと、代行してオーナーと契約してもらえる法人を探すことになるでしょう。